夏+祭り+海=君との時間(一段落編)

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「暖かいですね…涼真様の手」 「雫の手も、暖けぇよ」 「……」 「……」 お互いに赤面して、その後の会話は弾まなかったが、繋いだ手から感じる温もりが、今の俺たちには、それだけわかれば充分だった。 「……ぃ」 「ん?なんか言ったか?」 「いいえ、何も」 「…そうか」 「はい♪」 『ずっと、離さないでください』 続
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