第2章。キャンパスライフ。

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ある日。 キャンパスの小道を歩く。 向こうからノッポと3人が来た。 私たち3人は、こう呼んでいる。 身長は、私より少し高い 195センチメートル。 バスケットの次期主将だ。 「よぅ、剣道部の精鋭。」 (本日1回目の皮肉。) 私たち3人は、笑顔。 「鏡。 いつバスケット部入るんだ?」 「ああ。」 (もう3年生だよ・・・。) 「彼女、元気? あのフランス人だったっけ。」 (イタリアだし・・・。) 「おまえ、バスケットの方が、 上手いんだから来いよ。 待ってるよ。 じゃぁな。」 (君が・・、いかない・・・。) 樋口たちは、通り過ぎていった。 私が、出会った皮肉っぽいやつの 中の5本の指に入る。 3人、いつものことなので、 笑い話しながら、歩いた。
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