第2章。キャンパスライフ。

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ある日。 マンションの地下駐車場に着いた。 (お腹、空いたぁ。) ビニールを持って、 車を降りた。 エスカレーターで 13階まで上がった。 ピーンポーン。 ガチャガチャ、キィーン。 ドアが開いた。 「こんばんは(笑)。」 「早く。 はいって(笑)。」 シエェレロは、 元気そうだ。 「お邪魔します。」 彼女を見て 少し元気になった。 2歩入ると アロマテラピーと香水の 混じった、 良い香りがした。 白人は、アジア人よりも 体臭が強い。 食文化からと 言われている。 だから、 香水の文化が生まれた。 習慣、マナーだ。 彼女も いい香りがする。 先に リビングに入った。 カルボナーラの 匂いがした。 そのまま、 ベランダに出た。 胴着を 彼女の洗濯物の 外側に干した。 「翔。 こっちに。」 声が聞こえたので、 キッチンに向かった。
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