好きになって、くれませんか?

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薫ちゃんとメールを交わして分かった事。 …俺は薫ちゃんを知れば知る程好きになって行く。 薫ちゃんの気持ちは分からないけど。 会いたいな。 他の男が薫ちゃんに手を出しませんようにー… 願う。 願うだけじゃなんにもならない 分かってるんだ。 でも 願わずにいられない。 あれだけ可愛い子だ。 今まで彼氏が居なかったのがおかしいんだ。 世の中の男達の見る目の無さに こんなに感謝した事は無かった…。 薫ちゃんが俺を好きになってくれるにはどうしたらいいんだろう? 好きな子が振り向いてくれる魔法があればいいのに。 って魔法なんて。 存在するか分からない物に頼るな、俺。 でも。 そんなんで人の気持ちを操ったとして。 それで薫ちゃんが俺を好きになってくれたとしても、 それは薫ちゃんの本当の気持ちじゃ無いんだよな。 …ん?いや、ストップ俺。 魔法に頼るなって、 言っておきながら魔法でどうこうした時の事を考えるな!! 混乱してるんだ。 薫ちゃんの事を考え過ぎて、 頭がパンクしそうなんだ。 これを治せるのはあの子だけ。 俺の事、好きになってくれませんか? 本当に本当に大好きなんだ。
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