まじかよ神様。

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「どこ行く?」 奈央子がみんなに聞けば、美空と麗実以外はカラオケが良いと言ったが2人は、 「お金がない。」 「ない。」 「何が2日間満喫するじゃボケエエェェェ!!」 凜がみんなの気持ちを代弁してくれた。 仕方がないからコンビニでお菓子とジュースを買って学校から一番近い美緒の家にお邪魔することになった。 「いやー、相変わらずデカいね。」 美緒のお父さんは大手企業の社長さんで、物凄く稼いでいる訳で超豪邸に住んでいる。 「そう?神奈川にある家の方が大きいけど。」 美緒には黙っていただきたかった。 「ま、入ってよ。」 毎回美緒の家にお邪魔するときは妙な緊張感を覚える。 美緒の部屋は綺麗で、私の家のリビング位はあるんじゃないかって思う。 「結局いつもみたいにダラダラするのかー。」 真っ先に美緒のベッドの上にスライディングする優はスカートの状態で大っぴらに脚を開ける。 「見えてるよー。」 「見せてるのよ。」 某少年雑誌を思い出した。    
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