まじかよ神様。

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「太郎…。」 「え?」 どうしていきなりたっくんの名前が出てきたのかはわからない。 なに?たっくんの彼女?今たっくんに彼女なんて居たっけ? 「オレ、太郎が好きなんだ。」 へえ。ふーん… 「って、ええええええぇぇぇぇぇ!?!?」 私は思わず叫んだ。 いや叫ぶでしょ普通。 「えwwwちょっとwwww」 思わず草を生やしてしまった。 もしかしたら草って言ってたかも知れない。 「ごめん。びっくりしたよね。」 びっくりどころじゃ無いんだよこっちは。 ふざけんなマジで。 「でもオレ、本気なんだ!」 私だって本気だよ? 「引いた?」 引くとかそんな問題じゃないでしょ。 今まで好きだった人がホモ? しかも相手は幼馴染? なにそれこわい。 「引く筈ないじゃん! そうか!そうだよね!実は私前から思ってたんだよね! 二人仲いいから実はデキてんじゃね?とか思ってたし! むしろ私の中では二人は付き合ってた設定なんだよね!!あはははは!!」 「ありがとう、亜音。」 壊れた私に優しく声をかけるあっくん。 いや、ほんと神様助けて。     
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