まじかよ神様。

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その後狂ったままで私はあっくんの家から帰ろうと家を出た。 玄関先であっくんと少し喋って、あっくんは送ろうかと言ってくれたけど家隣だしなんか悲しいしで断った。 あっくんが扉を閉めると笑顔だった私の顔はヘブン状態だった気がする。 溜息をついて自分の家に戻ろうとするときに、少し先の番長の家の前で番長がこっちを見ていた。 無性に泣きたくなった。 「ば…んちょ…。」 もうダッシュをして番長に飛びついた。 番長は優しく頭をなでてくれた。 「今話終わったん?うちは今帰ってきたところ。」 「うわああもうやだあああ。」 狂いに狂った私を番長は慰めてくれた。話は無理に聞かないでくれて私が落ち着くまで一緒にいてくれた。 番長にバイバイって言ってから私は自分の部屋に駆け込み、ベッドの上へダイブし携帯を開いた。 開くと美緒からメールが来ていた。 内容は、私が帰った後に直ぐみんなも解散したってコトと、私へのエール。 私があっくんの家を出る時には既に、午後8時30分を回っていた。 番長の「今帰ってきた」って言葉を思い出し、私はまた泣きそうになった。     
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