ブルータス、お前もか。

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「あの、済みません。番長さま。」 「はい、なんですか?」 「ソレはどこの誰から聞いたのですか?」 「あなたの家の隣の秋人君から聞きました。」 「いつ?」 「昨日。あなたと別れた後に彼から連絡がありました。」 やばい。意味わかんない。 うん、変な液体出てきそう。 「はい、他のみんなも喋りたいやろうけど、黙ってて。な?」 番長がみんなを見渡せば、みんなは口を押さえてコクコクと頷き、早く早くと瞳で訴えていた。 「質問があるヤツは挙手やでー。わかったか?」 みんなはまた、コクコクと頷いた。 なんでみんなそんなに冷静? 「昨日亜音はみんなより先に帰りました。 そしていきなり秋人は亜音にオレは太郎が好きだ宣言をした。 そして亜音は狂いました。 そして家に帰った亜音を見て、秋人はうちに電話をかけてきました。 話したいことがあるから、公園で話したいを言われました。 ホモ宣言をされました。 それから、自分の重りを亜音に擦りつけたコトを後悔していました。 亜音は誰にも言わずに苦しむだろうから、相談にのってあげてほしいと頼まれました。 でも2人で話すのは他のみんなに怪しまれるから、他のみんなにも話してほしいといわれました。 そして、みんなのコトをとても信頼していると言っていました。 はい、質問開始!」 なんのバトル漫画と思いながら私はだらしなく口を開け、ポカーンとしていた。  
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