something-始まりの詩-

大樹にて

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シュウは夢の中で誰かに語りかけられた。

「まだ君を、死なせる訳にはいかない。君には護るべきモノがある。君の使命は、世界を救う事じゃない。大切なモノを、護り通すんだ。俺が出来なかった分まで…。」

この声の主が一体誰なのか、シュウには何となく分かる気がした…。