story2.俺は荷物じゃねぇっ!

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  『屋上』 『なんで?そんで、何故に 担がれなきゃならないんだ。 俺と大して身長かわらねぇ奴に… 重くねぇのかよ』 『別に、重くもねぇし。 ぎゃくにちゃんと食ってんのか?』 『心配される程ヤワじゃねぇぞ、 コノヤロウ』 今にも落ちそうな眼鏡をかけ直す 微妙に揺れる体が心地よい そんなくだらない話をしているうちに 屋上についた するとすぐさまルキアが近づいてきた 『椿!』 担がれたままの状態だったためか、 妙な気分でルキアを見下ろす 『おぅ。ルキア、久しぶり』 『久しぶりだな! 昔よりカッコ良くなっておるぞ! 一護や恋次より人気がでそうだ!』 『いやいや、ルキアさん。 それは褒め言葉になってるんですかね?』 冷静に突っ込む 『もちろん!』 と嬉しそうに笑うルキアを見ていると 少し呆れてしまった自分がいた  
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