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先生の声でみんな静かに席に座った
『今日はみんなに新しい仲間を紹介する!
んじゃ、転入生入ってきて適当に挨拶よろしくっ!』
俺は教室に入り、黒板に名を書いた
『“檜佐木 椿”、よろしく。
この学校にいる檜佐木修兵は俺の兄貴だ。
あと、名字で呼ばれるの嫌いなんで
名前で呼んでくれ』
途端にキャーッと騒ぐ女子と
唖然としている男子
これは勘違いしているようだ
そう俺は思った
眼鏡をかけ、長身で、
自分でいうのもなんだが、美形で
スカートや女物が苦手な俺は喋り方も
男っぽい
そんだけ原因がありゃあ、
男と間違えられるのも無理ないだろう
『因みに俺は女なんで』
そう言うと静まり返った教室だったが、
それは一瞬だけで今度は男子も盛り上がり教室はざわついた
『『『あ゛ーーー!!』』』
っと“あの3人”が叫ぶまでは
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