4章節目

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「美雷……お前は人間界(スニッター)には連れていけないんだ…」 そう告げられたとき、私の中で何かが砕ける音がした。 「何で…?何でなのお父さん……?」 私が問いただしても、お父さんは何も言わない 「ねぇ…答えて……ねぇお父さん!!!!」 「うざったいんだよ!!!!!!」 バシッ 「ッ!!!???」 その場に倒れ込む私、その上に馬乗りしてくるお父さん 「イライラするんだよ!!お前の声、態度、口調、全てが!!!!」 お父さんは私を殴る…殴る…殴る…それを必死に防ぐ私の手は青アザだらけになる 「てめぇなんか、望んで産まれてきたんじゃねぇんだよ!!!!」 衝撃の告白、私はいらない子……なんで、お姉ちゃんよりも頭いいから?そんなお姉ちゃんに優しいされてるから? 「死ねぇ!!!!!!!!!!!!」 私は死を覚悟した。 ………… あれ?拳が飛んでこない? 私はそっと目を開けた 「!!???、なにをする!!!???」 「親父が娘にそんなことするんじゃねぇよ」 「うるさい!他人が家庭の事情に口出しするな!!」 「家庭の事情だ…? 親父が娘に手を出すのどこが家庭の事情だゴラァ!!!!!!!!!」 私より遠く年上のお兄ちゃんがお父さんの手首を掴み、お父さんの顎にキックを入れた 「かはっ!!!」 「お父さん……?」 「ただ気絶しているだけだ、それよりも大丈夫か?」 「はい……助けてくれてありがとうございます」 「てっ、腕怪我してるじゃねぇか、今治してやる 『過去の消去(エレディー)!!』」 お兄ちゃんが回復魔法を唱えると、青アザが消えてった 「ありがとうございます」 「なぁーにお安いご用意だ、今警備隊に連絡したからな、それじゃ!!」 「あの!!!」 「ん?」 「お名前は?」 「う~ん…… 神様」 「え?あ、ちょっ……」 ……行っちゃった……でも格好よかったな…あの人……
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