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「ほかにその人の特徴とかないの?
例えば、髪型とか」
「特徴ですか……
年は、あの時は12、3歳くらいだったから、今は19歳くらいだと思います。
髪の色は青かったです。」
「そうかぁ~、その人は神星界(スタット)にはいなかったのかい?」
「はい、何度聞いたり、魔法を使って調べてみたりしましたが、全然見つかりませんでした……」
「そっかぁ
19くらいだと…俺らの学校の先輩かもな」
「ほかの学校って可能性は?」
「それはないと思う
基本的に神様が通える学校はうちの高校しかないって」
「しゃあ、探してみるか……」
「おう」「うん」
こうして美雷の恋人(?)探しを始めた三人だったが……
「全然見付からねぇ!!!!」
「うるさいよ!凍我くん」
「すみません……」
「でもおかしいな……
先輩に聞いても'しらねぇ,だし
念のため先生に聞いたが、そんな生徒は居ないって言うし……」
「……皆さん、私のためにどうもありがとうございます……
皆さんの気持ちだけでいいです
もう……」
「諦めるな!!!!」
「と…凍我さん!!??」
「そう簡単に諦めるな!
この世界の何処かにいるはずだ!
4年間、その人を想ってて、そんな簡単に諦めちゃダメだ」
「そう…ですよね!
諦めちゃダメですよね」
「でも美雷、勉強はどうするの?
ずっと家にいるのもダメだし……」
「それなら大丈夫よお姉ちゃん
私、神街中学校に入学するから」
「へぇ~あのレベルの高い学校にねぇ~……」
「そう言う騎士(ナイト)くんも凍我くんも通ってたしゃない」
「そう言う美火こそ」
「俺らけっこう上位だったけど
美雷ちゃんはどんくらいなの?」
「私は首席です」
「へぇ~首席か~……
「「「ってえ!!!!??」」」
「私こう見えてけっこう出来るんですよ」
美雷は胸を張りながらそう言った
「ま…まぁそれなら
大丈夫ね……
(美雷……努力したのね)」
「(スゲーなぁ~おい…
まぁ、俺は次席たけど)」
「(この姉妹、何かしらあるんだな~)」
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