光芒

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そんな音楽の聴き方をしていたもので、友人H君の言葉にもあまりピンと来ることはなかった。 ただなんとなく、H君が言ってるならかっこいいんだろうなぁ・・・なんて思っていた。 ど田舎の中学校に都会から転校してきたH君は他の友達とは少し違い、垢抜けた雰囲気があって僕は少し憧れているような所があった。 それだけの理由でギターを始めてみようと思ったのだけれど、それが僕の人生を大きく変えることになるなんて想像することもできなかった。
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