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真島、という男は叫んだ直後に豹変していた。別に姿形が変わったわけではない。ただ雰囲気、というより人格が変わっている「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!あ~ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ
いいから死ねや~!!」
「な!?」
信じられない。10mは離れていたはずの間合いを一瞬で詰められる。そして突き出されたドスが--
飛んできた手裏剣で弾かれる。
「クラウド!!」
気付けば二人のタークスが立ちはだかっていた。
「クラウドさん、あいつは我々に任して下さい」
「大丈夫なのか?あいつのスピードは生半可なものではないぞ」
「大丈夫よ、クラウド。パワーがソルジャーの独壇場なら」
シスネが手裏剣を手元に引き寄せる。
「スピードはタークスの独壇場です」
佐々木も日本刀を抜く。
「「そこで勝てる者はいない」」
タークス達の目は自信で満ちている。
「分かったここは任せる」
そう言ってクラウドは桐生一馬の元へ向かう。
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