錬鉄の英霊

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錬鉄の英霊

そこに… 「なにをやっているのかと思って来てみれば…」 風に揺れる赤い外套が… 「殺し合いとはな…」 頼りがいのありそうな背中が… 「幸運に思えよそこの青年」 白と黒の双剣を持って… 「たすけてやる」 立っていた。 「なんやお前」 「ただの通りすがりだ」 「いいから………邪魔すんなやぁ!」 そう言うと真島は赤い外套の男に飛びかかった。 が… 真島の攻撃はかすりもしない。それどころか逆に押され始めている。 「ぐっ…いいからシネや!!」 みるみるうちに抑えこまれ真島は動けなくなっていた。 「そこの男と共に自分のいるべき場所に戻るがいい」 「くっ……兄ちゃんなんつう名前や?」 「アーチャーだ」image=352064610.jpg
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