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ある日、目が覚めたら柔らかい肌に包まれていた。
微妙に毛のある白い足。
誰の足だろう、と思って上を向いたらTだった。
どうやら、Tは俺と違って朝は元気がないらしい。
(元気のバロメーターであるアレが存在感をしめしていない)
それはともかくとして、俺はケンちゃんになってしまったらしい。
とりあえずTの口をペロペロ舐めて起こす事にした。
「ん…、ケンちゃんわかった、起きるって」
色っぽい声がTから発せられた。
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