訪れるモノ

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黒いマントをしている小柄な少女が、太股まで伸びた金色に輝く髪を2つに纏めて、それを靡かせながら、夜の街の中を歩いていた。 「この町に……最後の人が、いるハズなんですっ!」 金髪の小柄な少女は、地図を片手に持ちながら意気込むと、そのまま街の夜に溶け込んでいった─── こうして、この壮大な戦いの物語が始まるのであった……。
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