プロロ-グ

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この図書館の関係者だろうか? 突然、現れた男に対して、 不信感よりも安堵の方が強かったのは、 心細さからの解放の他に、 この男の雰囲気によるものが 大きかったせいだろう。 私は、男に向かって話し始めた。 「すいません。 ここの関係者の方でしょうか?」 男は、ここの館長だと言った。
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