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「うわ」  急に抱きしめられて、透が、驚きの声をあげる。 「なんやねん」  自分のを舐めたのなんて初めてで、恥ずかしい気持ちが先行して、怒ったような口調になってしまう。 「今度は、俺の心臓壊す気か?」 「は? 何言うてんのや?」  透の心臓壊すって? 何? 「やらしい顔して。舐めたやんか」 「誰が?」 「一意に決まってるだろ」
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