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「キーンコーンカーンコーン」
まだ誰もいない校庭にチャイムが鳴り響く
主人公の名前は織田 和義
春桜舞う季節にこの神山高校に入学した。
「やっと終わった~」
この時を楽しみにしていた和義
野球が大好きで小学三年生の時からリトルをやり中学ではレギュラーだった。
和義はこの神山高校野球部に入部届を出しに行くところだった。
いよいよ野球部…緊張で鼓動は高鳴り腕は震えていた
勇気を振り絞り和義は
野球部室のドアノブに手をかける
そして
「失礼します!!」
「……………」
何だか重い空気…
和義はそれを跳ね退け
「や、野球部に入部届を出しに来ました!」
「お、おおお!皆聞け!新入部員だ!」
「新入部員だって?」「嘘だろ?」
周りがどよめく
すると一番に出てきたのは
「始めまして!俺、真田 新之助!新之助って呼んでくれ!」
と、前文の通り真田新之助という男だ。この神山高校野球部のキャプテンであり、ムードメーカーだ。
「ところで野球部に入ってくれるって本当か?」
と、問い掛ける新之助。すると和義は
「もちろんです!僕、野球が大好き何です!小学生からやってるんです!」
「そうかそうか!」
新之助と和義が楽しそうに話している間に入ってきたのが
「新入部員なんて大歓迎だよ!ね、キャプテン!」
「そうだな祐輔、あぁ紹介しよう彼が徳川 祐輔。ウチの一番だ!」
と祐輔の紹介が終えると新之助は
「そういえば君の名前聞いて無かったな
名前なんて言うんだい?」
と、新之助が聞くと和義は元気な声で
「僕、織田 和義と言います!和義って呼んで下さい!!」
と答えた。
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