6月28日(月)

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どんっ! ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 朋也「…どうした?」 智代「………」 答えない。 ?「ごめんっ!」 代わりに戸口の方から声。 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。 それが動いて、戸口が開く。 現れたのは… 鷹文「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」 智代の弟、鷹文。 こいつについては今はこれくらいでもいいだろ。 また、追々説明することになるのかな? 鷹文「あがっていい?」 朋也「ん?ああ、どうぞ」 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。 鷹文「はい、差し入れ」 朋也「そういうの気にしなくていいぞ」 鷹文「手ぶらじゃ悪いからね。 単なるお邪魔虫になるじゃん?」 朋也「そりゃ、確かに」 ,
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