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そしてそのまま眠ろうとした時、知盛がくるりと寝返りを打って澪の頭と腰に腕を回し澪の頭に顔を伏せる。
澪「とも、もり……」
知盛「暫く会わない間に…随分と積極的になったじゃぁないか…」
澪「僕だって知盛の事、色々我慢してるんだよ…」
知盛「クッ、色々…ね…」
暫くして、知盛が澪の頭を離せば澪が顔を上げる。
それが合図だと分かり、知盛は澪に口付けをした。
長く深い、口付け。
知盛の手が服の中に侵入した時、澪は我に返った。
澪「…だめ、それは夜までお預け」
知盛「ほぉ…??誘っておいて拒むとは、な…」
澪「今日は知盛と外出する計画立ててるし」
知盛「クッ…。残念だが、その計画に乗れそうにない…慣れぬ我慢など性に合わん…」
澪「ん…」
もう一度口付けて、何度も何度も角度を変えて、それでもまだ足りないと二人は求め合う。
知盛「誘ったのは、澪…お前だ…」
澪「分かっ、てる…//」
知盛「クッ…物分りの良い女は嫌いじゃぁない」
澪「ふふっ、素直に好きだって言えば??//」
知盛「生憎…好きなんて言葉で片付けられる程…寡欲ではない、な…そうだろう…澪」
澪「フンッ…//」
知盛「お前の全て…俺のもの、だ…愛しているぜ…?」
そうして仲直り基、愛を深める行為は翌日まで繰り返されたのだった ――
end.
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