( ^ω^)

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一時間後、玄関ホールには、 元気に逃げ回る兵士の生き残りの最後の1人の姿が! (兵0_0) 「もう二度と化け物相手に戦おうなんて思わないよ!」 自称、善良な一般市民の少々ピザ体型な少年に導かれるままに、屋敷『ヴィップ城』に踏み込んだニチャンの兵士500人。 案内役の少年に案内された先には化け物が待ちかまえていて、自分の他に499人いた兵士は全滅。 最後の1人は、命からがら剣も放り投げて、屋敷を脱出しようと玄関ホールまで逃げ帰ってきていた。 いつの間にか案内役の少年ともはぐれ、自分の記憶を頼りに玄関ホールまでたどり着けた兵士には、玄関の扉は希望の光に輝いているように見えた。 (兵0_0) 「何なの?何で吸血鬼にニンニクが効かないの?何で狼男あんなに強いの?何でマンドラゴラ走って追いかけてくるの?何で窓から出られないの?」 もう無理ッス。本当無理ッス。逃げ帰ってもっと上の兵士達呼んでもらおう。エクソシスト呼んでこい。聖銀で作った武器持って来い。捕まってしまった兵士達はどうなるのか。食べられちゃう?ヤバいそれ絶対ヤバいからはやく脱出して救援を…… 扉に手をかけた兵士 その背中に ( ^ω^) 「そぉいっ!」 (兵0_0) 「がふぅっ!?」 少々ピザ体型な案内役の少年の跳び蹴りが、深く突き刺さった。
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