一堂先生のお家

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…一堂家の中―――…………うん、あり得ないくらい広い。 これで、跡部さん家よりも小さいってどういうコトよ!? 一「突然だが、栃薙、話がある。」 風「はい、なんでしょう?」 一「俺には、秘密がある。 本来なら、隠しておくつもりだったが、一緒に暮らすんだ。話しておこう。」 そう言うと、一堂先生は、上のTシャツを脱いだ。 するとそこに現れたのは…… 風「さ、さらし!?」 一「そっ!さらし。  俺、男装してるだけで、性別は女♪ 一緒に住むのに後々バラすのは面倒だからな。」 風「な、何故、男装を?」 一「ん? あぁ、似合うし、面白いだろ?」 そう言うと一堂先生はニヤリッと笑った。 一「まぁ、学校の奴等には、黙っとけよ?後でややこしいから。」 風「ハイッ!!」 一「よしっ、いい子だ。 じゃあ、栃薙、お前の部屋にでも行くか。」 風「はい。お願いします。 それと、私の事は、風佳でいいですよ♪」 一「そうか、じゃあ、俺の事も家に居る時は、七海でいいし、タメ口でいいぞ!」 風「うん。」 一「じゃあ、そろそろ移動するか。」
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