早撃ちマック

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早撃ちマック

ブラックが凄腕のガンマンだということは、村人から聞いていた。 だが殺しの現場に立ち会っていないウッドとしては、どれほどまでの腕前なのか知り得なかった。 腐っても保安官。これまで幾度の修羅場を越え、そのひとつひとつが顔のシワとして刻み込まれてきた。 確かめる必要があった。どれほどの腕なのか。 「わしだ。マックを呼べ。早撃ちマックだ」
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