(本編)標的62 襲撃

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(並盛中央病院) ツナ「お兄さん!大丈夫ですか!?」 (ツナが駆けつけると、包帯をいたるところに巻いた了平が、ベットに横たわっている) 了平「おーー沢田 早いな 情けないがこのザマだ」 ツナ「ひいいい!!どーしてこんな目に~!!?」 リボーン「ケガの具合はどーだ?」 了平「骨を6本折られて7箇所にヒビ…そして… 見ろ、歯を5本もっていかれた…」 ツナ「ああ!」 了平「といってもボクシングで折っていて、もともとさし歯なのだが」 ツナ(心中)「笑っていいのやら!」 了平「しかし、襲ってきた男…油断していたとはいえ、恐ろしく強い男だった……」 ツナ「え?犯人見たんですか!?」 了平「ああ 奴はオレの名を知っていた あの制服は隣町の黒曜中のものだ……」 ツナ「ええ!?中学生ですか?」 了平「うむ 沢田も気をつけろよ」 ツナ「お兄さんまで! オレは関係ありませんって!」 了平「しかし…… くそっ」 了平「あのパンチはわが部に欲しかったー!!」 ツナ(心中)「こんな時でもボクシングー!!?」 了平「話は変わるが、京子にはこのことを正直に話していない… あいつすぐ心配するんでな 口ウラをあわせといてくれ」 ツナ「え…?」 (京子ちゃんが病室に駆けつける) 京子「お兄ちゃん!!」 ツナ「!」 京子「どうして銭湯の煙突なんて登ったの?」 ツナ(心中)「どんな作り話したのーー!!?」 京子「お兄ちゃん………… それ本当にネンザなの…………?」 了平「ああ」 ツナ(心中)「無理ありすぎー!!」 京子「うそ!ネンザで入院なんてするの!?」 了平「ひどいネンザなんだ」 京子「手の包帯は?」 了平「手もネンザだ!」 ツナ(心中)「どんな会話してんだ…?」 京子「(涙ぐんで)でも良かった… 生きてて…… 」 ツナ(心中)「京子ちゃん…!!」 了平「な…なな……泣くなと言ってるだろ!!」
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