プロローグ

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この町を舞台に、直人は遊戯や″海馬瀬人(かいばせと)″、″城之内克也(じょうのうちかつや)″と言った伝説のデュエリストの面々と共に、都市規模の大会″バトルシティ″に身を投じていくことになる。 戦いの中、直人の時代にとってはレプリカとなった″地縛神″と呼ばれるカードの内の一枚、″Uru(ウル)″を直人が使用したデュエルの終了後。 彼の意識が″ウル・ダークナイト″と呼ばれる地縛神の精霊に捕らわれた。 ウルは″デュエルディスクのソリッドヴィジョンシステムによる召喚によって目覚めた″と彼に言うと、その目的も話した。 「他の地縛神を抹消してくれ」 実体化による召喚で、地縛神の精霊は召喚者に取り憑く。全ての地縛神が人間に憑依されたとき、世界は破滅の道を辿ることになる。とウルは言う。 それを達成するためにはまず、目の前のことを終了させなければならない。と直人はバトルシティの決勝トーナメントを戦っていくのだが… 準決勝の相手、海馬瀬人の繰り出した三幻神【オベリスクの巨神兵】と、直人の【ラーの翼神竜】が共鳴し、再び直人は異世界へと跳ばされてしまう。 辿り着いた世界では、新たな戦いが直人を待っていた。 伝説の三幻神、そして破滅の地縛神…この二つに直人は翻弄されていく。 そしてまた、この時代にも彼の様に運命に翻弄される者が居た…
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