フェチか否か

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フェチか否か

in 祐哉の部屋 ベッドのサイドテーブルに置いてあった、縁なし眼鏡を発見した。 陽「祐哉って眼鏡するの!?」 祐「するけど」 陽「見たことない!ってか目ぇ悪かったんだ!」 祐「邪魔だから、普段はコンタクト。眼鏡は寝る前ぐらいしかしないし」 陽「普段からすればいいのに!祐哉似合いそう!」 祐「何、陽菜って眼鏡フェチだったの?」 陽「フェチじゃないけど、似合う人が掛けてるのを見るのは好き」 祐「…それって、フェチって言わないの?」 陽「言わないよ、多分。そんなことより眼鏡!してみてよ」 祐「ヤダよ。 それ最近、度が合わなくなってきてるし」 陽「じゃあ、あたしの掛けてみてよ。赤のセルフレーム」 祐「何で…」 陽「だって、あたしじゃ似合わないんだもん!」 じゃあ何でそれにしたんだ、というツッコミは聞き流します。 陽「取りあえず掛けてよ!赤縁眼鏡ー!」 祐「………分かったよ」 そう言った祐哉は、コンタクトを外して眼鏡を掛けてくれた。 陽「…………」 祐「………外していい?度が合わなくて気持ち悪い」 陽「…眼鏡、あたしのと交換しない?絶対セルフレームのが似合うよ!ってか、がっつりフレームある方がいい!!でも、赤もいいけど祐哉なら黒縁のがいいかも…」 祐「……やっぱ陽菜って、眼鏡フェチなんじゃないの?」 ……やっぱそうかも!←
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