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「あ…えっと…その……」
瑠依を前にして、顔を赤らめ、爽やかな見た目とは裏腹にかなり挙動不審になるその男。
「………?」
何なんだろう、と瑠依は頭2つ分位上にある男の顔を覗き込む。
必然的に上目遣いになり、また急に瑠依の顔が目の前に迫り、男は更に顔を赤くする。
「……っ…///」
その様子を、瑠依の少し後ろから不機嫌そうな顔で見ている凛太朗。
「……用があったんじゃないの?」
瑠依が再び問い掛けると
「あ、あぁ…、その………」
そう言うと、言いかけた言葉を止め、瑠依の少し後ろをちらっと見る。
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