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「おお、その手があったね。さっすが日和ちゃん」
何がさすがなのだろう。すっ裸で帰ることになった日には女子高生として、『死』意外の何ものでもない。やはり知夏は空気をよめない
「そうでしょう」
何故そこでこの上ない微笑みをするのだろうか。自分の意見が肯定(こうてい)されたからなのだろうか。私には理解できない
「いや裸で帰るとか有り得ないでしょ!?視漢され放題じゃない!?視漢パラダイスでしょ!!沙莉那もそう思うでしょ!?」
「うん。そうなるね」
沙莉那とは私の名前だ。大和沙莉那(やまとさりな)という
私は適当に相づちをしつつ帰り仕度をすませていく
ところで視漢パラダイスとはなんなのだろう?イケメンパラダイスみたいのものなのだろうか
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