盟友、散る

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「たしかに鎧は邪魔ですな 引き揚げるときになんとしても永倉さんが、あそこの塀を登れなんだ 鉄ばかりの重い鎧だから」 島田は永倉を指差した 「俺は助けてくれてっていたよ 敵に言わなくても味方には言えるものだな すると島田が鉄砲をさげてきて、俺が掴むとするする引っ張りあげてくれたよ! いやいやびっくりした」
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