盟友、散る
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「井上先生!」 土方はその声に振り向いた 島田が老人を抱き抱えていた 「源さん!」 土方は叫んだ すぐに駆け寄りたいが敵がいる 土方は飛び違え斬り、飛び違え斬りを繰り返した 流石の薩摩も新撰組のような達者ばかりではないし白兵は不慣れである 会津の槍隊が突撃してくるとさっと退却しはじめた
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