第一章 少年と少女の出会い

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現時刻は七時丁度。 朝日がカーテン越しに入り込み、部屋は薄く照らされている。 ここはとある少年の部屋だ。 少年はベッドの中でぐっすりっ眠っている。 と、その時、階段を上ってくる足音がした後に、誰かがドアをノックした。 ???「お兄ちゃん、入るよ。もうすぐ朝ご飯ができるから起きて。」 少年の部屋に入ってきたのは、中学生くらいの少女だ。 長い黒髪をもち、頭にはカチューシャをしている。 ???「…はぁ。やっぱり今日も起きないか。仕方ない、あれをやるか。」 そう言うと少女は、ベッドの横に立ち咳払いをした。 そして、めいいっぱい息を吸い、
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