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夢か
夢らしい。
ケータイのアラームが起きろとうるさい。
そう言えば課題。
しまった、やってない。
微睡んでいた意識もいきなりハッキリした。
どうしょう、おかげで早い時間に起きれたけど、間に合わない。
やってしまった。
ただでさえあまり良い点数も日頃とってないのに。
これは死活問題だ、と言うか世界平和より重大な問題だ、私にとっては。
改めて時間をケータイで確認する。
もう2時間ほど早く起きていれば。
受信ボックスを開くと、数件の誕生日おめでとう、とのメールが数件。
やっぱり例のあの人からは、来てない。
何だかダブルパンチを喰らった気分だ。
(速報!)と題名が書かれたメールを開く。
これで(彼氏ができました。)だったら泣くぞ。号泣してやる。
という気持ちはメールを見た瞬間ぶっ飛んだのだが。
ベランダに出て朝の空気を吸い込む
まだ朝の早い時間独特の静けさが漂っていた。
教授がまさか、ぎっくり腰で入院する事になったとは。
不謹慎だが私は、教授の腰に感謝したい。
入院までするって、どんなに凄いぎっくり腰なのか、わからないけど、私的感謝状を授与しよう。
さて、爽快感も味わったことだし部屋に戻るかと思いふと、右を見ると
「あ、おはようございます。」
お隣さんが浮いていた
(ちょっと待て)
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