IYへ

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お前はいいよな、自由で・・・ 何時も俺は憧れてた・・・お前は俺の持ってない物をたくさん持ってた。 人との付き合い方、少し多めの筋肉、頭のよさ、人望、 たくさん持ってた。 部活に入った頃は初めにお前から洗礼を受けた。 多分あの頃からお前は部活を支配してたんだろう。 でも怒りの矛先が勘違いだと分かるとすぐにお前は俺を仲間に入れてくれた。・・他の部員からも慕われてるお前は虐められていた俺すらもすぐ和の中に入れるようにしてくれた。・ ・「虐められたらすぐ俺に言えよ、そいつぶっ倒してやるからな」・・・すごく心が穏やかになるような優しい言葉だった・・・それから一年、俺達は後輩を持つようになった。一年間ほぼ朝練や家が近いのもあって遊んだりして俺達の仲は良好だった。(俺が勝手に思ってるだけかもしれないが)でも、俺は恐い思いをする時もあった、やはり人間が一度受けた印象はそう変わるハズもなく、でも少しづつだが慣れてはいた。
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