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龍「てゆうか姉ちゃん、入学式あしただぞ」
祐「うん、知ってる」
南さんはもう同じ高校にいない。
『大学生』
その言葉を聞くだけで年の差をつきつけられたようだった。
南さんと付き合って、もう2年近くになろうとしていた。
一緒にいる時間が長くなっても、俺と南さんの年の差は変わらない。
龍「来るだろ?」
祐「おう」
龍「なんだよ、その浮かない顔は」
祐「…なんか不安でさ」
俺は不安でならなかった。
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