小春と奈緒がカルタを考えている内に既に四時間は過ぎていて給食の時間だが、特に何も無かったので割合しよう。琴音は様々な大人の事情で家に帰ってしまった… そして昼休み＆掃除の時間も過ぎ、五時間目もこの二人はカルタ作りに性を出すらしい…卑猥な意味では無いぞ。 ……二人の脳内は卑猥かもしれないが…… 『ゴメン…やっぱりサ●ジのメロリーンを止めて他のにしよう』『適当過ぎましたもんねι』『うんιちゃんとするよ｢めっさ、好きや｣とかは？訛り萌っ!』『いいですね!!』二人は最初よりずっとペースが落ちたが何とか思いついているらしい。『ま…ま…まー……マンマ・ミーヤ!!』『信じられないって萌えじゃなくないですか？』『あ゛ー…ネタ切れしてきた…』小春と奈緒も半日近くカルタ作りをしているが流石の二人もネタ切れらしくつまっていた。しかし確実に少なくなっていっていた。残っているのは <ま><み><む><も><ら><り><る><れ><ろ><わ><を><ん><さ><し>だけだ。腐女子が好きなモノ(自分の萌)に向ける情熱はプロテニス選手の松岡修造にも負けないであろう『あ゛ーー浮かばねぇ』『今なら逝けます、GO-TWU-HEVUN的な…』大丈夫か小春と奈緒よ、色々と。小春はネタになりそうなのを探すべく携帯をいじり始めた… 『ま…まだ伝えてない…とか？』『いいですねぇ』もう二人は気力さえも無くしたのか携帯の予測変換を使い、いい感じのを改造して萌えカルタの内容にし始めた。『楽園へ帰りましょう、お兄様…(音の地平線ネタ)』『近親相姦じゃないすか』『でも萌えるからよし』カリカリと書いていくが、小春の字は余りにも汚い…別に今はさほど関係はないが。五時間目が終わる少し前頃に『萌えカルタ～ver腐女子～』が完成した『でっ…出来たぁっ!!』『やりましたね先輩ぃっ!!』お前ら二人は戦場を生き抜いた軍人か。しつこいようだが次のページに完成した『萌えカルタ～ver腐女子～』の全貌を明かそう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２月２２日のキセキ