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「え、、、俺、キスされちゃった。」しばし、呆然とする涼。
「あれ?俺、事故られてキスひとつで示談?!むしろ気を付けるのはお姉さんあなたじゃないですか?!」若干の怒りも覚えたが、涼は初めてのキスの感触でそんなことはどうでも良くなっていたみたいだ。
そのまま、呆然とした気持ちのまま学校を目指して再度走り出す。
またも曲がり角で、誰かとぶつかる。
「きゃっ」
「!!!!!!!」やたら可愛い女の子が俺の目の前に居た。
「私の鞄が、、、」
「ごめんね。俺が急いで走ってたばっかりに。」
うわぁぁ!なんか問答無用で可愛いぃっ!!涼は心の中で叫んでいた。
「いえ、私もボーっとしていたので。。。」
辺りに散らばる鞄の中身。俺は急いで拾い集める。
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