プロローグ『紅い霧』

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魔理沙の発言に少年が睨む 魔理沙 『おいおい。私は事実を述べただけだせ?霊夢はスペルカードシステムを作った博霊の巫女だ。まぁ元々妖怪退治が仕事のあいつにはそんなシステムは無用かもな。あいつにかなう奴なんて私だけだぜ』 最後に鼻を高くしながら威張る魔理沙の言葉はもう少年にはとどいていない 『巫女…天敵…』 咲夜と美鈴の一言が少年の頭の中で木霊する 魔理沙 『大丈夫たぜ。さっきも言ったと思うがこのシステムで死ぬ事はないさ。たぶんな』 瓦礫の中から美鈴が出て来るが目の前には霊夢が仁王立ちしていた 霊夢 『あっけないものね。まぁ勝負には勝ったから先に行かして貰うわよ』 美鈴 『くっ…』 霊夢と魔理沙が屋敷へと入って行くのをただ見る事しかできなかった
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