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霊夢達を追おうと走り出す少年の腕を美鈴が掴かんだ
『師匠!行かせてください!!』
紅 美鈴
『貴方が行ったところで何が出来るのですか!!勇気と無謀は違いますよ!』
『っ…』
少年の目には涙がたまり顔を伝い美鈴の手に落ちる
紅 美鈴
『貴方の気持ちはわかります。ですが相手が強すぎます。お嬢様ならきっと大丈夫です』
『ですが師匠…』
―ガツッ!!―
突然殴られ吹き飛んだ
紅 美鈴
『貴方が行った処で足手まといになる事が分からないのですか!!貴方はまだ弱い…自分と相手の力量が分からないほどの愚か者に私は育て…』
突然口ごもる
紅 美鈴
『すいません…つい感情的になってしまいました…』
『いえ師匠…謝るのは私です…』
その場には沈黙が残った
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