プロローグ『紅い霧』

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『師匠、今日も平和ですね』 少年の回りには倒れた妖怪が山の様に詰まれていた 師匠 『これがどう見たら平和にみえるのか聞きたいわ…』 あきれた顔をしながらも妖怪の山を片付ける その手際はなれたものだ 『いつもの事じゃないですか。それにしても…あの御方の考えは良く分からない』 片付けを終わらした師匠が戻ってきた 『ここを紅い霧で覆う…想像がつかない』 師匠 『お嬢様にもやりたい事が見つかったんです良い事です』 『唐突過ぎて驚きましたがね』 二人とも笑いながら過ごす毎日はとても平和に見えた
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