第1章 犬の縫いぐるみ チャコ

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瑠花は父親の言葉をかき消すように強く言うと、父親はすぐに玩具屋で犬の縫いぐるみを買った。 そして、瑠花に犬の縫いぐるみが手に渡ると大はしゃぎして喜び、ギュッと抱き締めた。 「初めまして、私は瑠花。あなたの名前をつけなきゃね」 犬の縫いぐるみに向かって話しかける瑠花は歩きながら考える。 「…チャコ…あなたの名前はチャコ!気に入ってくれたかな?これからは友達!宜しくね」 大事に抱き抱えて家に帰宅した後も犬の縫いぐるみ・チャコから手を離さずずっと傍に置いていた。
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