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「明日こそは告白しなさいよ?」
美紀から鋭い視線が注がれた
『だってあんなに女子いるのに無理だよ』
「大丈夫!あたし手伝ってあげるから」
手伝うって言ったって…
「明日の放課後屋上に祐人くん呼び出しておくからさ」
『いや、まってまって。やっぱり無理』
告白なんてしたことない
しかも消極的な私が出来るわけない
「そんなこと言ってたら前進めないよ?」
美紀の言ってることは正しい
けど…
「もっと自信持ちなよ♪もしだめならだめで新しい恋すればいいんだし。明日でけじめつけちゃいな?」
美紀は私のことを想って言ってくれる
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