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私は決心がつかないまま朝を迎えた
祐人くんへのプレゼントはピアスにした
プレゼントをカバンに入れ、学校へ向かう
教室に入るとすでに何人かの女子が祐人くんの席に集まっている
プレゼントを渡せないまま昼休みになった
「放課後屋上って呼び出しといたから」
私は飲んでいたお茶を吹き出した
『ッごほっ、ごほ』
「梨香またぁー?汚いからー」
『ちょ、なんで勝手に呼び出してんのよ』
私は小声で美紀に怒鳴る
「昨日言ったでしょ」
まだ返事してないのに美紀め…
でもこれで決心できたかも
なるようになるしかない
『私、頑張ってみる』
「そうそう!頑張れ梨香!」
それだけを考えていて午後の授業もあっとゆう間に終わり、放課後になっていた
美紀と別れて私は屋上へと向かった
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