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昼休み中、美紀とお弁当を食べてるときだった
「ねぇ、あんた祐人くんにいつ告白するつもり?」
『ッげほっ、ごほっごほっ//』
私は飲んでいたお茶を吹き出してしまった
「ちょっ梨香きったなぁーい」
美紀は爆笑しながらハンカチでお茶をふいてくれた
『…てかなんで知ってるの?』
私が焦って美紀にきく
「梨香、あんたもしかして私が気づいてないとでも思ってた?」
へ?
さすが親友ってやつ?
美紀ってば完全に私の気持ち知ってる
でも、自分で言うの恥ずかしかったしよかったかも
「私は2人お似合いだし付き合ってもいいと思うなぁ…」
美紀は祐人くんをみてわざとらしく大きな声で言う
『ちょっ、美紀!声がでーかーいっ』
焦って祐人くんをみると祐人くんは友達と喋っていた
よかった聞こえてなくて
『だ、第一祐人くんが私を好きなわけないし…』
祐人くんは周りからもすごく人気で私が近づけるような相手じゃないよ
「そんなんわかんないじゃん。まぁ私は応援してるからさっ」
そう言って美紀はにかって笑った
『うん、ありがとっ』
つられて私も笑顔になる
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