憑いている…

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その後は 姉が 自分もたまに感じる と話に突っ込んで来たので暫くしてこの話は終了し、違う話をしてましたが、それまでの間 私の頭痛が軽くなる代わりに判治さんは吐き気や頭痛が酷くなった様で何度もトイレに駆け込んでました 帰り際 半治さんに 「気持ち悪くて大変だったでしょ?」 と言われ 「はい、もう大変でした」 と私は答えました 怖い目に合うというより体が苦しくて途方もないくらいキツかったから 「そうだよ。大変なんだよ。私はいつもこんなさ~もう、次の人が来るさ…」 と判治さんは口にタオルを当てながら話してました 判治さんは今日 私が来る前から私に憑いて来てる彼らに訴えられてかなりキてたそうです 私と目を合わさなかったのも彼らと目が合ったら話をしてくるから 助けを求められるから… 帰りの車では判治さんが私と目を合わせないという事で持ちきりになって 何か気まずい思いでした あれから 家に帰り、母が火の神にウガミをして対処した後 頭痛と体の不調がすっと無くなり、金縛りに合うこともなくなり、至って普通の生活です ただ あれ以来、勉強の為としても危ない場所には一切行かないです というか行けないです だって……判治さんに会って以来、段々と視えるのが鮮明になってきたから 目が合ったら、私も同じ様になるんでしょうか? 勉強の為と安易な気持ちで行った事を現在は後悔してます 皆さんはどうでしょうか?
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