第3話~モバ友~

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「恋歌ちゃん…元気でね?…」 『ダディ…あの時は、ゴメンね…ダディが言い続けてくれたように…リアで、ちゃんと生活出来て…心に、余裕を持てた時…ようやく、バーチャルで楽しく過ごせる事に気がつきました…』 「だから…姿を消したんだね?」 『うん…ダディ、もう大丈夫だから!…ありがとう!…じゃあ!…ミーサは、可愛がるよ…ダディの代わりにね!…さようなら!』 「さようなら!…恋歌ちゃん…」 ポッポは、そのまま… 恋歌を見送った。 「ふーっ!…理由が聞けて、よかった…でも、虚しい気もするけど…」 ポッポが呟いた。
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