■第1問■

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【扉が開く】 瑞希 「あの…遅れて…すいま…せん!」 福原先生 「ちょうど自己紹介している所なのであなたもお願いします」 瑞希 「は、はい!あの姫路瑞希といいます。宜しくお願いします……」 明久(N) (雑草の中の一輪の花 姫路瑞希) 男性生徒A 「はい!質問です!」 瑞希 「あ、は、はい!なんですか?」 男性生徒A 「えーと、なんでここにいるんですか?」 男性生徒B 「姫路って入学最初のテストで学年二位だろ?」 男性生徒C 「それにいつも上位一桁以内じゃないか…あと可愛い」 瑞希 「そ、その試験の最中高熱を出してしまいまして……////」 男性生徒C 「あぁなるほど俺も熱が出たせいでFクラスに…」 男性生徒A 「あぁ科学だろ?アレは難しかった」 男性生徒B 「俺は弟が事故に逢ったと聞いてそれどころじゃなくてな…くっ」 男性生徒C 「黙れ1人っ子。」 男性生徒A 「前の晩彼女が寝かせてくれなくてさぁ」 男性生徒B 「今年一番の大嘘をありがとう」 明久(N) (これは想像以上にばかだらけだ) 瑞希 「で、では一年間宜しくお願いします!」 明久 「姫路さんやっぱり可愛いなぁ…」 瑞希 「き、緊張しましたぁ~」 明久(N) (近っ!?これは話しかけるチャンス!!!!ここからドラマは始まり、やがて僕らは結ばれるそうこの一言は僕の幸せな未来への第一歩!) 明久 「あの姫路さ…」 雄二 「姫路」 明久(N) (酷い!!せっかく僕の人生計画「クラスメイトから結婚まで~君と出逢えた春~」全654話が開始二分でエンドロールに!) 瑞希 「は、はい!なんですか?えーと」 雄二 「坂本だ、坂本雄二」 瑞希 「あ、姫路です」 雄二 「もう体調は大丈夫なのか?」 明久 「あ、それは僕も気になる!」 瑞希 「よ…吉井君!?」 明久(N) (あれ?僕何かダメだった?) 雄二 「明久が不細工ですまん」 明久(N) (え?フォローのつもり?全然嬉しくないよ?) 瑞希 「そ、そんな!目もバッチリしてて顔のラインも細くて綺麗だし…そのむしろ…」 雄二 「まぁ悪くはないか…そういや、明久に興味がある奴がいた気がするな」 明久 「え?誰?」 瑞希 「そ、それって誰ですか!?」 雄二 「確か久保…利光だったかな」 明久(N) (久保利光、性別オス) 雄二 「おい明久、さめざめと泣くな」 明久(N) (もう僕お婿にいけない…)
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