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明久(N)
「僕らがこの文月学園に入学してから二度目の春が訪れた」
西村先生(鉄人)
「吉井、遅刻だぞ」
明久
「あ、鉄じ…西村先生おはようございます」
明久(N)
(生活指導の鬼 西村教諭(鉄人)趣味トライアスロン)
西村先生
「今『鉄人』って言わなかったか?」
明久
「ははっ気のせいですよ」
西村先生
「んそうか?まぁいい…ほら受け取れ」
明久
「あ、クラス分けの…どーもです」
西村先生
「一応言っておくが頭の良い奴はAクラス、悪い奴はFクラスだぞ」
明久
「やだなぁ僕がそんな事間違えると思ってるんです?それにしても何で掲示板とかに張り出さないんです?」
西村
「普通はそうするんだけどな…ウチは世界的にも注目されている試験校ってのもあってこれもその一環ってワケだ」
明久(N)
(試験の手応えはあったしCかDあたりかな…)
西村先生
「吉井、今だから言うがな。俺はお前を去年一年見て『もしかすると吉井はバカなんじゃないか?』なんて疑っていたんだ」
明久
「それは大いなる間違いですね、今に『節穴』ってあだ名にされますよ」
西村先生
「あぁ試験の結果を見て先生は自分の間違いに気が付いたよ」
明久
「そう言ってもらえると嬉しいです」
↑笑顔で封筒を破る
西村
「喜べ吉井。お前への疑いはなくなった」
明久
「またまたぁ、ん?…………吉井明久…F…Fクラス!?えーーー!!!!!!」
↑紙見て超ショック
西村先生
「……吉井。お前は大バカだ」
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